「」

サボっていた。
というより、このページの存在自体をきれいに忘れていた。
大丈夫か。
この前、本屋で漫画のコミックスを買った。
「吠えろペン10巻」(島本和彦)。
帰りの電車で読む為だ。
この作品はとても面白いので皆読むがよいと思う。日本一熱い漫画家の日常?を描いた作品だ。おそらく日本で最も過酷で多忙なクリエイターである漫画家の心得とでも言うべき格言、創作の裏側など熱く一気に読ませてくれる。心が萎えた時には島本和彦、デフォルトです。
それはともかくだ。
はっきり言おう。わしは電車の中でコミックスを読む人間を軽蔑していた。電車内という女性ならば痴漢という名のエネミーの存在に戦々恐々とすべきある種、戦場でですよ。君は何をしとるんだと。ここはお前の部屋かと。そんなものは家で読んでくださいと。雑誌は許す、マガジン、ジャンプ全然オッケーですよ。なんか暇つぶしっぽいから。でもね、コミックスはノンノノンノンノーン!わくわくしないで!わしの見てる前で!その可愛い、あるいはカッコいい絵柄に没頭してると思うと、なんだか見ちゃいかんものを見ている気がして落ち着かんですよ!
とか、思っていたのにだ。
楽チンになりたかったですよ!リラックスしたかったですよ!電車だけど!知らない人いっぱいだけど!熱い魂を注入してほしかったですよ!もうおっさんだっ、許せっ!
そんな気合でわしは、買ったコミックスを開いたです。
「・・・これ、おうちにある・・・・」
かように、わしは忘れっぽい。最近は少し殺人的とも言える。もうダメなのか。「蒼天航路」(王欣太)など25巻以降は2冊ずつ家にある。別に保存用じゃない。買った事忘れてもっかい買っちゃったのだ。
この忘れやすさ、どうしましょう。

蒼天航路(32) (モーニング KC)

蒼天航路(32) (モーニング KC)

作品のリンク張る「はまぞう」で「吠えろペン」が出てこない。仕方がないので、蒼天航路で。赤壁の戦いまでは絶品だ。