「無題↓」

okamoto20042004-12-11

昨日はわしの忘れっぽさを切々と訴えたわけだが、その文章にタイトルをつけるのを忘れたのだった。もうダメなのか。
さて、石原都知事が12月10日の定例記者会見で例の偽遺骨について「経済制裁やったったらええねん(意訳)」発言だ。
いい。
好きだ。
なかなかこうははっきり言えないぞ。
カッコいいぜ、石原都知事
北朝鮮の子供達がお腹をすかせるのは非常に忍びない。ひょっとしたら餓死する子もたくさん出るかもしれない。お米くらいと言ってはお百姓さんに失礼だが、じゃんじゃんあげるべきだとも思う。
でも、やっぱり近代国家の基本である「みんながお腹をすかせないように」というコンセプトさえ守れなかった国に、お米をあげてもなんか違う事に使いそうでイヤだ。何にも増して、自分の国の子供達がお腹を空かせているというこの局面で、平気で嘘つきやがった政府の言うことを聞きたくない。
今30歳のわしらは幼少のみぎりに、世界は一家・人類は皆兄弟、といった幻想にかなり毒されて育ってしまった世代である。
しかし、世界はまだまだ国境の時代だ。
他国のお腹を空かせる子供達に共感する気持ちも想像力としてとても大切だと思う。だけど、それなら自分と同じ日本人の当時13歳の娘をさらわれちゃったお父さんお母さんの気持ちに共感する方が筋が通ってる。
語弊はあるが、わしは自分の妹がさらわれたとして、一家の長であるお父さんに「誠意ある対応を期待します」なんて言って欲しくない。「なめとんか、こらあ!」と机をひっくり返して欲しい。自分に子供が生まれたらそういう感情的な頑固ジジイになってみたい。
だからわしは石原都知事が好きだ。
ますます目が離せません。