勝手に邦題つけるシリーズ「トロイ」

邦題というのがなくなって久しい。
トムクルーズのコラテラルなんて、コロラテルだとずっと思い込んでたわしのようなカタカナ不自由な純日本人の為に日本語の美しいタイトルを配給会社はもっと考える義務があるんじゃなかろうか。
という、なんとなくの思いつきで今年見た映画の邦題を勝手に考えてみるシリーズ。
（以下ネタバレありますので、気をつけてください）

「トロイ」
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「地中海おとこ祭り〜本当にあった史上最低の作戦〜」

みんなマッチョだったなあ。ブラピもマッチョだった。そして、全員頭悪かった。
トロイの王子（弟の方）が美人に惚れて国に連れ帰っちゃうもんだから、怒ったアガメムノンが攻めてきてトロイ滅亡という、現代日本人の尺度では「こいつ死刑で許してもらおうよ」と進言したくなるダメ王子ぶりが凄かったのでズバリ「バカ王子」というタイトルも考えたが、これに落ち着いた。
最期は有名な「トロイの木馬」の作戦なんだけど、敵も味方もバカにしか見えない。だって、城を取り囲んでる敵がある朝、急にいなくなっててそこにでっかい木馬が一個ぽつんとあるわけだぜ。怪しすぎっていうか・・・。作戦考えたバカもすごいが、実行するブラピ達もすごいバカ。ほとんど半裸で丸一日ぎっしりつめこまれてやんの。トロイの人たちも、敵がぎっしり入った木馬をやんやと城内に引き入れて踊りだす始末。「志村〜、後ろだ〜！」の世界だ。（古いな・・、ドリフです）もうちょっとなんとかならなかったのか。いや、この最低の作戦は史実らしいんで変えようがなかったのかもだけど。よくもまあそんな怪しい木馬を囲んで宴会とかしてやがるよ、トロイ人。疑え、もっと。地中海が悪いんだな、きっと。人の知力を落とすんだよ。海青いしな。
はっきり言って、杜撰な脚本で見るべきものはない。アクションもたいしたことない。意味ない伏線いっぱいあったし、どう考えても史実をなんとなくブラピでやってみましたってだけだ、これ。
でも、ただ、なんとなくだけど、昔ってどこの国でも男色っていうか衆道がポピュラーだったっていうのあるじゃん。なんか理解できる気がした。だって、軍隊なんだもん。見渡す限り肌色な存在、男のみ。ここでのいわゆるホモセクシャルな気持ちはこりゃ異常じゃないよ。肌色が男しかいないっていう状態がそもそも異常なんだもん。いや、この映画にはそういう場面なかったけどね。＜じゃお前のつけたタイトルの意味わ！？

これくらいで、勘弁してください。

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