「カンフーハッスルを誉めちぎる二〇〇五年」

okamoto20042005-01-01

 ノリで異常に女の子に嫌われそうなラインナップ(ゴジラ、ULTRAMAN、カンフーハッスル)を揃えてしまったが、さすがに「ゴジラ」はきつかった(一緒に観に行った女子的に)。
 元旦一発目から危機です、姉さん。
 いつもいつも「これが最期のゴジラ」という宣伝に一回くらいは引っかかってみてやるかという大人の余裕がわしの足元をすくった格好です。
 しかもよりにもよって、この「連続!男の子映画観まくってやるぜ企画」の一発目、11:55分の回でした・・。 
 今回のゴジラは「かなりのバカ映画」という評判を聞き「ようやく気がついてくれましたか」と作り手の吹っ切れぶりを一目見たくてわしは女子と共に映画館に足を運んだ。
 しかし!
 ゴジラが終わった後、女子の口から「映画、嫌いかも」との痛烈な批判が飛び出した(笑)。
 ゴジラとか男の子映画とかそんな次元じゃなく、メディアそのものが嫌われています。
 感想はいつか書くとして、確かにわしもちょっときつかった。<おい。
 バカの質が少しマニアックというか、ほんとに男の子(しかも、子供じゃない大きなお友達の方)しか楽しめない方向性のバカぶりというか、知的さがかけらもないタランティーノ的とでもいうか・・まあ次回に譲ろう。
 予定を急遽変え「ULTRAMAN」をやめて「カンフーハッスル」に。「Mrインクレディブル」という選択肢もあったがそれは本日の「男の子映画観まくってやるぜ企画」のコンセプト自体の崩壊を意味してしまう。
 頼むぞ、チャウ・シンチー!あんたのその才能で、彼女を「映画って本当にいいものですね」という水野晴郎の境地に押しやってくれ!男の子映画を愛する人間の最期の砦、あんただけが頼りだ!
 ・・・・・・・・・・・・。
 ・・・・・・・・・・。
 ・・・・・・・・。
 ・・・・・・。
 ・・・・・。
 ・・・助かった!!(笑)
 同じ時代にチャウ・シンチーがいてくれて、全ての男の子は幸せだ。
 おそらくこのテンションでいくと本ブログは「カンフーハッスルを称える」ブログに変貌する。二〇〇五年マイフェイバリットムービーがいきなり元旦に登場してしまったのだ。もう二〇〇五年自体、無くていい。来年よ、来い。
 今年もよろしくです。

カンフーハッスル 究極の書

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