「クランクインなのだ」

昨日より、わしの書いた特撮ヒーロー物の映画「スピードファントム」がクランクインだ。
ローバジェットなので、一般の人の目に触れることなんてほとんどないと思うが、わしの作品の映像化初作品と思うと個人的思い入れも強い。
なので今回は、山本操とか浅田百合子とか入谷啓介とか植村好宏とか植田浩輔とか梅本真理恵とか木内義一とか末光健一とか菊地秀之とか、日頃わしの作品を具現化させるのにお世話になってる関西小劇場的役者陣に総登場してもらっている。(もし名前出てない人いたらごめんよ。今思い出せないだけだから)
撮影当日にものすごいアクシデントがない限り、彼らは出演しているはずだ。もしも貴方が関西小演劇ファンならばこれは「買い」の作品かもしれない。
特撮物が好きなわしとしては、この脚本にかなり熱い魂を込めた。これ以上ないくらい熱く馬鹿馬鹿しい脚本になったはず・・・・・・と自分では思っている。
しかし、自分が関わってる現場に自分がいないというのも初めての経験だ。わしはものすごくドキドキしつつ自分が演出の芝居の稽古をしている。
「面白い物になったらいいなあ」と、本当に他人事ながら切実に思っている。遠く稽古場から。
わしの愛している役者達よ、過酷な現場で更に花開け!と祈りつつ。