「ロング・エンゲージメント」を観に行ってみた

okamoto20042005-03-22

ジャン・ピエール・ジュネ監督とオドレイ・トトゥ主演の「アメリ」コンビの最新作だ。
ストーリーは戦争で恋人を失ったアメリが、自分の直感を信じて何年も探し続け様々な謎を解いて真相に迫るというものだ。オドレイ・トトゥが我侭な顔すぎて「ちっとはみんなの言う事聞けよ」とか思っちゃったがそれもご愛嬌だ。
もんのすごいお金掛かってる感じがぷんぷんします!!
もう、なんていうかクレーン撮影しすぎ!!監督、やりたいことやりすぎ!!
それでやっぱりフランス映画なので、登場人物無駄話しすぎ!(笑)
これを大傑作という人はあまりいないと思うけど「こんなんやりたかってん」という監督の「少年の呟き」が聞こえてくる。だからわしは好きだ。
いいじゃないか、オドレイと同じ立場で復讐に手を染めた女がやたら凝った殺し方しまくって「なんか楽しんでませんか?」って感じに映画から浮いちゃったとしても!
でも現代日本にこんな女いないな〜と思った。何年か忘れちゃったが、数年間、生きてると思いつづけて探してくれるなんて男にとっては夢の夢ですよ。わしの知っとる女ならこの状況なら既に数十人は男くわえ込んで、村で悪評たっとるですばい・・。
ま、こんなに思われるのに値するほど可愛い男もいないしね。
感動はそんなにないけど、凝ってて良い絵のつまってる映画でした。
男の子は戦場の絵のカッコ良さだけでも行く価値あるよ。