やっぱグダグダだった

恐るべし、出演者体験。
トークではなく、作品に対しての純粋な愛情表現なのだと思い切っての出場だったが、それにしたって初日は他の出演者の方々の熱演により、かなりあったまった空気でやらせてもらえた。だからこその良き手ごたえ。
しかしだ。あの末満のテンパ野郎は演出家的欲望が出たのかも知れないが(あるいは疲れきってのどうでもいいや的ノリだったかもだが)、このワシのする微妙なジョジョトークをしょぱなに持ってきやがった。
末「緊張ソング、略してキンソン。しかし、今日は緊張トークというものにチャレンジしてみます!」
チャレンジするんじゃねえよ!やるの俺だから!(演目の順番は適当なのです)
でも、呼ばれたからには行かねばならぬ。
行きました。やりました。
反応は薄めだ。失敗したドリップコーヒーのように。ちょっと反り返ってるよ、客ども。(客どもなんて言ってすいません。でも、うち(娯楽園)の客じゃないから、きっと(笑)
中にはアンケートで嬉しい感想を書いてくれた人がいたにも関わらず、冷たい時間が流れる。
笑いもなんか哀れんでる感じさえ受ける。
目に見える範囲にいた優しさ溢れる女性客二人の「ふむふむ」という表情を頼りに、やりきった。
ありがとう、名も知れぬ女性達。僕はあなた方を愛している。なんでしたら、結婚してください。

終演後、平林さんがいたわりの言葉をくれました「今日の方がジョジョがすっと入ってきましたよ」宇田さんも優しい言葉をくれました「口調が良かったですよ」ヒデシくんなんて僕が失敗してるのに「フィリップめくるタイミング悪くてすいません」と自分のせいにしてくれてました。
皆さん、本当にありがとう。大人だ。大人の対応だ。
悪いのは俺と、俺をしょっぱなに持ってきた末満だ。
お客様、前半、微妙な空気にしてしまって申し訳ありませんでした。末満が悪いんです。いや、僕のぐだぐだなトークが真の邪悪なんですけども。

でも、普段芝居でしか見れない役者の芝居以外の部分を見れて、1P(ってタイトルだよね?)は面白い企画だと思いました。やる方は大変でしょうが、来年やる時には観に行きます。

さあ、明日はオリエンタルの劇場入りだ!どうなってるんだろう