この歳で漫画を読んでるとは想像してませんでした

あまり一般的ではないかと思いますが、僕は入浴時に漫画の単行本を読む男です。
何故こんな習慣がついたのかと言えば、随分前にTVで藤原紀香が「半身浴は体に良い、私もやっている」と発言しているのを聞き「紀香がやってんなら俺もやんなきゃな…」と始めたのがきっかけです。彼女をライバル視してたんです、当時の僕は。きっと。
やってみると、半身浴はとても暇です。最初は歯を磨きました。一石二鳥感がなかなかグッドなのですが、でも歯を磨いてるのも結局は暇なのです。なんかこう、目が楽しくない。紀香は目の前にすべすべのお肌とか美しい足とかがあって楽しいでしょうが、入浴中の僕の目の前にはすね毛の生えた足とかしかないのです。
次の展開として歯を磨きつつ小説の文庫本を読むという段階がありましたが、これはあまりよくありませんでした。小説のタイプにもよりますが、さすがに20分や30分では一冊読み切る事が出来ません。つい「切りの良い所まで」と無理して読み進む為に汗だらだらでのぼせてしまうのです。
そこで。
実は僕は漫画を「すごいスピードで」読む事の出来る幼少のみぎりに培った『立ち読みマスター』のスキルを持っています。早くも読めますが、遅くも読める。これだ!
単行本一冊20分。余裕です。分厚いのは「すごいスピードで」読めば大丈夫です。
挫折経験はコンビニで売ってるコミックス四冊分くらいの厚さのを持ち込んだ時だけです。歯を磨きながらなので持ちにくいのも問題でした。
というわけで、僕に漫画を貸してくれている貴方。お風呂に落としてる可能性があります。ごめんなさい。