栗原すげえぞ

今日はメグコレという栗原めぐみセンセの舞台をBRAVAに観に行って参りました。
ダンス公演なので、ダンス・ダンス・ダンス!なわけですが、センセはその辺の役者・演出なんかより芝居心を100倍はもってらっしゃいますので、物語を感じさせるような構成/振付・バックステージをふと垣間見せる感じの演出などもうなんだか憎たらしいくらいでした、同じ舞台を作る人間として。
一言で、いい舞台でした。
僕は映画「ヘアスプレー」のミシェルファイファーを見ても「栗原先生に似ている」と断言してしまう男ですので一般的に見れば身内びいきというかそういうのはあるんですが、これはもう実際的な感覚として身近に存在してくれているのが奇跡なんじゃないかと思う方なんです、栗原めぐみという女性は。(分かり易く言えないですが、リアルにミシェルファイファーが横にいたらすごく得した感があると思うんです。僕にとっては栗原めぐみはそれ以上に得した感のある方なのです。あのミシェルだかファイファーだかが横にいたって僕は栗原センセのが好きです!でもミシェル違いですがミシェルガンエレファンツだったらすいません、エレファンツに愛想振ってる僕が今見えました・・)

内容で一番心に響いた所を。
ダンス曲として冒頭で「ドリームガールズ」の主題歌が流れました。「ドリ〜ムガール♪」というサビの英語聞き取れない日本人にも分かりやすく歌ってくれる名曲なんですけども、それが最後のカーテンコール的な部分でもう一度流れます。50人以上はいるんでしょうか、センセが参加ダンサーに一人ずつ握手していくというとても感動的なシーンがあるのです。
もうね、そこで僕はなんというかじ〜〜んと来てしまいまして、思わずガラスの仮面月影先生的に(すいません、よく考えたらちゃんと読んだことないので例えが間違ってるかとは思いますがイメージ的に)
「そうだ、めぐみ!それこそが…そう、今まさに!お前こそがドリームガールなのだッ!!」と何かめぐみ先生を育てたような気分になってしまったのは秘密です。
ともかく舞台を観終わってテンション上がってしまったので、お疲れの栗原センセに会いに行って「このキャサリン・ゼタ・ジョーンズが!」とか訳わかんない事を一方的に捲くし立ててしまったような気がします。(映画『シカゴ』のセクシーなダンスに使われた曲も踊られていてそれを映画内での中心で踊っていたのがキャサリン・ゼタ・ジョーンズなのです)本当にすいませんでした。
栗原先生。あの、脚本とか書くのでよく誤解されるんですが僕はとても口下手なのです。許して下さい。感動した気持ちを僕なりに伝えたかっただけなんです・・・


ともかく、良い舞台だったのです。