稽古してますねえ

稽古しておりますよ、「テノヒラサイズの飴と鞭と罪と罰」!
僕ももう36歳なんで色々と思うとこありながらの演出になるんですけど、最近思うのがどういう子供時代を過ごしてどういう就職をしてこの仕事でどうやって生きてきたのこいつ?みたいな視点です。
これって職業人である方にとっては至極当たり前の視点だと思うんですけど、物語という小宇宙の中では実に疎かにされがちというか、なんとなくそれっぽい事言ってるからいいか!みたいな、一番描かれざる部分なんですね、特にエンターテイメントな舞台では。
そこをしっかり役者にやってもらう事で生じる説得力で、言葉は足りないけどガンガンいける感じっていうんでしょうか。
一線越えた作品にしたいと思ってます。エンターテイメントとして。
だって、とんでもない事起こるくせに今回の舞台は一言で言えば「職場!」なんですね。
職場って誰もが知ってるだけに、ウソがつけない。なのに、とんでもないウソをつく。
ならば、出来る限り説得力のあるウソを!という感じで、実にエネルギッシュにストーリーを構築しております。
自らに課すハードルだけは、いつでも高く!
期待してください。
きっと面白いです。
今回。特に。