そして劇団ガンダムに行ってきたのだった

 行ってきた。
 全体的にグダグダだ(笑)。このいい加減な感じ。イベントだなあと。くだらねえなあと。しかしそれが結構楽しかった。
 一番好きだったのはシャアショー(世界征服を企むシャアがお客さんを舞台にあげていじるヒーローショー)だ。日曜昼の回は本物の四歳(?)の女の子が舞台に上げられてしまい、いじり辛さの逆境に苦しむシャアがステキだった。
 そして小ネタとか長めの芝居があって、わしが書いた「クワトロ課長」が始まった。
 実は幕前に楽屋に挨拶に行ってしまったので、微妙な緊張感が伝染してしまい嫌な汗をかきつづけていたわしだ。ようやくトドメが来る。そう思った。
 ギクッ
 オ、オスカル?何故かクワトロ課長がオスカルみたいな髪型だ。ていうか一回だけ行った稽古で見なかった人が出てる・・・・誰?
 ・・そうか!稽古場に行った時は、この役者がお休みだったから舞監が代役してたんですね!知らずに舞監に演出してたよ、わし・・無駄なことした。そして、全員社会人に見えねーぞ、このオフィス(笑)。わあ、カミーユ棒読みだっ。ううっ、アドリブいれる間があったらちゃんとセリフを言ってくれっ。うぐあっなんだこの間。この音響の繋ぎは。指定した曲と違うぞ。そして書いた本人でさえ意味がわからない、このラスト(笑
 まあ、一言で言ってグダグダだった(笑)。でも、一応受けてたし良かったとしよう。一発目のお芝居が割としっかり作られていたので、これくらい力抜けた感じの方がバランスいいだろうし。聞かされていた超演出は無かったが・・
 え?全然怒ってないですよ。怒ってないです。なんか2月22日のこのブログを読んだ劇団ガンダム関係者が「オカモト君怒ってるよっ」などと報告した結果、稽古場に来るよう連絡が入ったようで・・。いや、あの時も怒ってないです。そういう風に書いたら面白いかなって思ったんで書いただけです。本当ですってば。
 しかしパンフを見て気がついたのだが、出演者は全員ガンダムネームと呼ばれる匿名で表記されている。なんで我々スタッフだけ匿名じゃないのだ。思いっきり「作 オカモト國ヒコ」って書かれてる。もし本気でバンダイとかが文句言ってきた場合、わしが危険ではないのか?