人格

最近、向き不向きという事を考えます。
というのも、35までは修行でいいと思ってたんです。何やってたって。
修行ですから、つらかろうがなんだろうがそんな事はむしろ望むところというか、つらい方が良かったわけです。
で、そのつらい修行も終わりまして。
ようやく、どっちに行くのかなという選択の時期に来たんですね、この36歳の髭面が。
いや〜つらかった〜! もう演劇やってるだけで死ぬかも知れないとか思う事、山盛りありました。
人に言うとビックリされますけど、プロデュースの芝居の借金=何百万円かを一人で返してみたりとかですね、もうどうしようもないくらいのツラサの連続でした。
修行ですから、つらい方がいいわけです。
聞けば僕と同い年くらいの作演出がつらそうに赤字何十万円を背負うことを役者に報告してみんな同情したりするような局面もあったんですって、この一月の演劇界。僕と同い年くらいってことは30過ぎてるんでしょ?どうにでもなりますって、何十万くらい。しょうもない話です。
そこでめげたら向いてないという事ですからね。

で、どうでしょう、この僕のカンペキたる心身!
修行の成果です。
何千万円の単位でも絶対に揺るぎません!
徹夜だってそれが必要なら一週間くらいは大丈夫!

修行の成果としか言えませんが、もはや人類とは呼べない何かがここにあります。
修行って恐ろしいね!