カレーのレシピ

妻帯者の皆さん、「ルーを使わないところが本格的ぽいくせに簡単、嫁に食わすと尊敬を勝ち取れるカレー」の作り方を教えるのでやってください。

[食材]

ビッグ錠「スーパー食いしん坊」: 一冊で十分です。どの巻でもOK。主人公のデブ小学生の悪い笑顔を会得してください。

タマネギ: *人数。一人=約1個(ちっちゃめサイズで換算)
油: 鉄鍋ならタマネギの個数分*小匙。テフロンならそれ以下。

クミンシード: 4人分で小さじ1?くらい。
にんにく: 好き好き。ベースの味なので大目がオススメ
しょうが: 好き好き。ベースの味なので大目がオススメ

トマト缶: 4人分までは一缶で大丈夫。
ヨーグルト(甘くないの): なければ牛乳でもOK。
豚ミンチ: 鳥でもOK!牛は次の日に頭の回転が悪くなるから止めておけ。

ガラムマサラ: この作り方に置けるカレー粉。4人分なら大匙で2くらい?
ターメリック: ウコン。好きなだけ。あんまり入れると土っぽい味に。
砂糖: 4人分なら小さじ2くらいか。タマネギの甘みだけじゃ味気ないのでいれる。

塩: 最期にちょっといれればOK。塩によって味が際立つのです



で、工程です。

[作り方]


1、油を弱火!で熱す。ここにクミンシード+しょうが+にんにく。焦がすな。じっくり。焦げそうになったら火から離して。泡が出なくなったら2へ。

2、油に3つの食材の味が移りきったという確信を得たかい?ならそこで、山盛りのタマネギをぶちまけて欲しい。ペースト状になるまで弱火〜中火のまま。調節しつついわゆるタマネギペーストを目指して。ここもじっくり。弱〜中火だから時間かかる。ここで混ぜながらスーパー食いしん坊読んでもいいですね。

3、そのタマネギペーストに今度はトマト缶を入れます。これも炒めるんです。水っけが残ってる時点で間違ってます。粘土か?っていうくらいが目標。結構時間かかります。
この3の間に豚ひき肉をレンジでチン! しとくと、いい感じ。同時進行させる事に快感を覚えて。親切なギャラリーなどが用意出来ればいいのですが、そんなわけにもいきませんので、脳内でこう言って下さい「あー!?お肉は!?忘れてるわよっ」そこでビッグ錠の「スーパー食いしん坊」の悪い笑い顔です。

4、トマトとタマネギがペーストっぽくなったら、チンした豚ミンチ投入!バラバラにしろ。塊を許すな。

5、全部の食材がここで入ってるはず。トッピングは最期でいいが、なんか入れたきゃここまでのどっかで。ここで味付けで何の問題もない。分かりやすいでしょ?
ターメリックガラムマサラ!さらに、砂糖だ!小さじ*人数分/2!

6、で、ヨーグルトの甘くないのを人として許せるレベルまで投入!牛乳でもいいよ!さらに炒めて!
水分が飛んでペーストっぽくなったらOK!

7、味見。野菜とかスパイスとか入れた食材の味しかしないよね?で、塩を入れてくれ。ちょっとずつね。味見てよ?まだ足りない?だったらもうちょっとだけ入れて下さい。
「これだ」と思ったら、悪い笑顔を。
一人二役で「ちょっとーっ!全然カレーじゃないじゃない!」と突っ込んでから、塩を入れて悪い笑顔の方が盛り上がるかも知れませんね。是非そっちで。
最初に塩入れるとそれに合わせて色々多くなるけど、実はちょっとでいいんです、塩って。
完成! 
スーパー食いしん坊の悪い笑顔はもう身につきましたよね? 嫁に食わす時は、是非その笑顔で!

ルーを使わない!というか、ない!にこだわったカレーなので、その為に辛味がありません。
辛いのが好きな人は最初のクミンシードと一緒に唐辛子刻んだの入れたりとか、ガラムマサラをホットガラムマサラにしてもOKですし、そんなもん大人なら適当になんとかしてください。

もう分かってると思いますが、重要なのは「スーパー食いしん坊」の悪い笑顔です。
あれを身につけずに料理を覚えても虚しいだけです。是非身につけてください。