シグルイが！

こないだ終わったんですよ、「シグルイ」という漫画が。
すさまじい漫画でしたね
僕は単行本派なのでまだ最終回読んでないのですが、小説が原作なのでなんとなく漫画での最終回も想像しております。
何が凄いって、人間の、人間社会の持つ残虐というか、作品上の言葉で言えば「無残」となるのですが、社会からポロリと逸脱してしまった主人公たちの存在が大層イトオシイんです。
その彼らが、すさまじくポジティブ。
もうね、腕無かったり、盲目でかつ足の片方が技の為に親指と人差し指の間が１０センチくらい避けてたりする主人公たちが、そこをネガティブに思うことなぞ一切なく、凄まじくポジティブに斬り合うんです。
斬りあえば、実際のところ、臓物もバンバン出ちゃいますよね。
もう、そんな漫画。
グロいです。一言で言うと。
ただ、なんというか、あしたのジョーなんですよ。精神性は。
そこがとてもステキな漫画です。
「シグルイ」もうすぐ最終巻が出ると思うので、是非読んで下さい。
グロな向こうに何かが見える、そんな漫画です。