「第9地区」をDVDで観ましたYO

「第9地区」をDVDで観ました。
最初の15分がめっちゃめちゃ面白いんですけど、
それ以降はちょっとこれ出落ち?みたいな。
SF者としてはすごい好きと言わざるを得ないです。
評価も高いと思います。いや、面白いです、これ。


ただ・・う〜ん・・・
正直言っていいですか。いい意味でのマニアックな良さは置いておいて。
クライマックスで画面はすごく盛り上がるんですけど、僕個人は何に対して盛り上がればいいのかぜんぜん分からなかったんです。
貴方がちょっとした犠牲的善行に盛り上がる事が可能な純粋な人格の方であれば、きっとこれは優良ないい映画だと思います。


以降、未見の人を置いての話をしますが、
エイリアンを被・差別者のメタファーとして見ますよね、誰でも、この映画は。
なのにあまりにも差別する人類の側がひどすぎて、クリストファー(という名だったと思われるエイリアンがいるのです)がヘンな奴に思えるんですよ
いくら主人公がああなったとはいえ、人類側に都合のよすぎるキャラ設定すぎるでしょうというか・・
まあ映画なんて全部そうなんですけどね


すごく面白いアイデアで作られた映画です。
ただ、ちょっと最近の僕が被害者的立場に感情移入しやすいお年頃だっただけなのかも知れません。
誰も初っぱなからエイリアンの立場に立ってこの映画を観ないとは思うんです。僕だけの可能性があります、きっと。
正常に観れば「人類は果たしてエイリアンと共存が可能か?友人になれるのか?」という視点がこの映画を見る正しい視点だと思います。


しかし、僕はこの映画を「こんなにひどい仕打ちをしまくる人間どもを、エイリアンさんは本当に許せるのか?」という視点で見てしまいました。なので、僕としては「ウソだろ、クリストファー!?俺はこいつらを絶対に許さない!」としか思えなかったというか。


色々見方のある映画だと思います。
そういう意味でも面白い作品です。オススメです。

まあ演劇ですが

どうやら3月に演劇をするようなんですが、今の時点でチラシも何もないのでよく事情が飲み込めない脚本・演出のオカモトです。
テノヒラサイズで新作を書け!とだけ誰か怖い表情の人に「恫喝」されたのはトラウマ的にすごく覚えているんですが、怖くてお腹が痛くなるだけで、よく事情が思い出せません。
まあお題を出されれば全力で答えてしまう僕のことなので、作品自体は素晴らしい作品に仕上がるのは明白ですが。。。。

僕が頑張れば必然的に劇団内が全員頑張りますので、作品は素晴らしい出来です!
テノヒラサイズの致命的誤謬」
期待してください!

スープストック系を

僕の唯一の趣味である料理ですが
スープストックという新しいネタに挑戦中というか
ハマってしまいました

言葉どおりスープ取って置いておくだけなんですけどね

最初は野菜クズのスープストックというのをやってみたんです。
野菜の端っことか芯のとことか、単純に皮とか
普通なら捨てるところを色々と一週間分くらい冷凍庫に貯めといて
ある日突然、鍋に水張って2時間くらい煮出すだけなんですけども。

これがかなりいい出汁が取れるんですよ
捨てるとこだったくせに!

しめじ、えのきの下の方とか!しいたけの軸とか!白菜の芯とかキャベツの芯とかリンゴの芯とか!にんじん、大根のヘタとか!セロリの葉とか!

その体験以降、なんかもう色々と捨てるのが惜しくなってしまって・・貯めたいんです、エキスが出そうな部分を・・

今日なんか、エビの殻とかね・・

セコガニの足とかはなんか「もったいないオーラ」でてますから昔から取っておいては味噌汁の出汁なんかに使ってたんですけども・・

なんか貧乏きわまった感じさえします・・・エビの殻とか大事にとっておく自分がなんかイヤ・・・

でもね、この殻を例えばバターで炒めた直後にどばっと水入れて煮詰めて御覧なさい

絶対うまい出汁でるよ、これ

ああ、もう
エコという言葉があってよかったけれども
なかった場合は単なる貧乏性だこれは

あけましておめでとうございます。

同じ日に書けないんでしょうか
とりあえずあけましておめでとうございます。
よくわかんないから明日の日付にしました。

本当に書きたかったのは、おとといにね

黒豆煮てたら焦がしてしまったんですよ

PCがある仕事部屋はキッチンと離れてる関係上、焦げたのが分からなかった悲劇。

焦げたよ。焦げたわ、鍋は。もうくさいの。

料理上手じゃないですか、僕。

焦がすとか。

ありえない。

悲しい。恥じてる。オカモトという人格?生きてきたすべて?

今日買った。消臭のなにかを。

鍋ももう、重曹ザオリクザオリクって言葉を思い出した事が悔しい36歳。

最低な新年。

嫁だけは爆笑だ。

嫁が爆笑。

何かこの文章間違ってる?どう?

はい!あけましておめでとうございました!

火曜日の男でしたが

脚本協力という名目で手伝わせていただいたNHK朝ドラ「てっぱん」ですが、もうそろそろ僕のやっていた、はなはだ小さな役目も終わります。
誠に一年間、鍛えられたというか、勉強させてもらいました。
何かしらこれから僕が作る作品で、この訓練というか、経験を生かすことが、皆様への少しでもの恩返しになればと思っております。
毎週ではないですがよく火曜日辺りのOPテロップで名前を出していただいたので、親族もとても喜んでましたとさ!(笑)
まだ三月までありますので、「てっぱん」これからもよろしくです。
最後までアンコは詰まってると思います!(ああ、言いたい!でも言えない!)

文化庁芸術祭優秀賞受賞〜

拙作『薔薇のある家』が文化庁芸術祭で優秀賞を受賞しました!
本日夕刻より発表だそうで。
(さっき文化庁のHP見てみたらもうPDFファイルで見れるようになってたので、今17時半ですが大丈夫でしょう。)
ひょっとするとNHKの7時、9時のニュースで紹介されたりもするかも知れないらしいですよ。
いえーい

すごく嬉しいです。
優秀賞!
こないだの池袋演劇祭でも優秀賞でした!
いやあ!大賞に縁が無い!

・・・・

すごく嬉しいです
すごく嬉しいですが・・ちょっとどんな作品に負けたんだろうかなと思って大賞を文化庁のHPでタイトルだけみてみました。
ラジオ部門の大賞は、ドキュメンタリー作品でした。

・・・ドキュメンタリーじゃ負けてもしょうがないっ!
そう思うことにしました。

冗談はさておき、本当に嬉しいです。
ラジオドラマなのに場面転換一切無しの舞台劇のようなリアル50分。
言ってしまえばラジオの特性・長所を全て放棄した作品が、ラジオ作品として高い評価をいただけた事に感謝します。

舞台劇のようなと書きましたが、奈良岡朋子さん大竹しのぶさんの言葉と息遣いと感情の応酬に耳を傾けていると、本当に濃密な『空間』が立ち上がるんですよね。ニウナオミさんの音楽も素晴らしいです。
そういう意味では、ラジオ的かどうかは別にして、音だけで十分すぎるほど完成した作品だったと言えるのかも知れません。

また再放送の時にはお知らせします。